好奇心に導かれ、
エンジニアの道へ。
「先生、教えて!」――小学校の授業中、気になることがあれば手を挙げて、元気に質問するような子どもでした。わからないことが恥ずかしいという気持ちよりも、“知りたい”が勝つ。IT業界に興味を持ったのも、そんな好奇心旺盛な性格から。自分がまったく知らない分野、そして、日に日に進化していくテクノロジーの世界に惹かれるものがあったんです。そんななか、巡りあったのがウエルストーン。就活をする前は、エンジニアに対して、なんだか黙々とパソコンに向き合っているイメージを持っていました。だけど、説明会やインターンシップで出会った先輩たちからは、社内外の人たちと沢山の会話をしながら仕事を進めている印象を受けて。あ、ここなら楽しく働けそうだ、と思ったことが入社の決め手でした。入社後の研修を経て、最初に担当したのが、ECサイト(オンラインストア)上にあるチャットボットの運用・保守。人工知能を活用した「自動会話プログラム」の監視や修正、新たな機能の追加などを行うことが主な業務です。未知なるシステム、未知なる仕事・・・。そんな出会いに胸をワクワクさせながら、私のエンジニア人生は始まったのでした。
世界が広がるたびに、
次の“知りたい”が生まれる。
入社当初は、話の中で出てくる専門用語の意味がわからなかったり、「できた!」と思ってもバグが発生してしまったり…。新人なので当然と言えば当然なのですが、自分の力の無さを痛感することも多かったです。そこで心がけたのは、社内でも、社外でも、会話の量を増やすこと。疑問に感じた点があればすぐに相談し、「何がわからないかも、わかりません!」と思い切って言ってみる。お客様に対しても、「この機能の追加の目的って…」「ユーザーの立場からすると、こっちの仕様の方が…」と遠慮せずに質問し、一歩踏み込んでみる。“知りたい”という好奇心をミチシルベに、何度も、何度も、会話を重ねることで、少しずつ技術や、お客様が求めているものへの理解が深まっていきました。記号の羅列に思えていたコードにも、すべてに意味や意図があって、人の想いが通っている。そんな風に、見えている世界も変わっていったんです。そして、ひとつ新しい技術を知るたびに、お客様の想いに触れるたびに、さらなる未知の世界が広がり、次の“知りたい”が生まれていく。好奇心が刺激され続けるこの仕事の魅力に、どんどん引き込まれていきました。
挑戦は、快感です。
入社2年目の現在は、チャットボット運用・保守の責任者のポジションを先輩から引き継ぎ、PM(プロジェクトマネージャー)として業務にあたっています。お客様の窓口となって直接的なやりとりや折衝、プロジェクト全体の統括など、はじめての役割に戸惑う部分はありますが、「安心して任せられる」「私たちのことを私たち以上に考えてくれている」といった、お客様のお言葉をいただけるようになりました。さらに、年に1度、当社が実施している顧客アンケートでも高い評価をいただき、社内の年間表彰では、社長賞を受賞。先輩のサポートやお客様の存在があってこその受賞ですが、素直に嬉しかったですね。これまで私に関わり、育ててくださった方々に少しは恩返しできたかなって。そして、右も左もわからなかった私もエンジニアとして自信を持っていいんだって、認めてもらえた気がして。もちろん、エンジニア人生は、まだまだ始まったばかり。これからも、はじめて扱う言語や、日々進化する先端テクノロジーを学び続けなければなりません。自分が持っていない視点や価値観に触れ、吸収し続けなければなりません。その過程では、沢山の壁にもぶつかるはずです。でも、未知との遭遇の数だけ、人の可能性は広がっていくものだと思うんです。そう考えると、ワクワクするんですよね、私はどこまで行けるんだろう?って。そして、あたらしい挑戦がどんどん快感になっていくんです。もし、あなたが未知なることを「怖い」と思う人でも、少しだけ勇気を持って、ウエルストーンで一歩踏み出してみてほしい。そうすればきっと、気づけるはずですよ。未知の世界は、密の味だって。